2019/09/12 08:00

もう4か月も前の話ですが、今年の春はヨモギで染めました。
一昨年くらいに...若葉の季節の染めをしたっきりでした。
とても身近な草木であるヨモギ。薬効もあり、古くから人々の生活に取り入れられていますね。
ヨモギにも種類があるそうで、オトコヨモギとかオンナヨモギとか、茎が白い・黒いなど、いろいろあるみたいです。
この時は近くの生命力が強そうなヨモギにしました!
18リットル程度を取るには、大体ざるにこのくらいで十分なのですよ。欲張って取っても無駄になるし、干しておく必要もなかったのでこのくらいです。

軽く洗って、煮出します。水から鍋に入れて、グツグツしてきたらとろ火で30分。染液を取る時はこれを6セットくらいですかね。
最近は染めるときに糸量を量るとか、染液の量は最低どのくらいとかはわざわざ計算しなくなりました。
勿論基本を踏まえて真面目にやっていることが前提ですが、本当に世の中人それぞれの染め方があるしね。漬物とかと同じだね。

最初の一番液と、次の二番液の比較。
かなり違くて毎回びっくりします。
一番液の方が効きそうですね、なにかに...。
1~3番液を混ぜたものに、生糸をどーんと入れました。


次は4~6番液を混ぜたものに、別な生糸をどーんといれました。
この時すでに、色の違いがわかると思います。
この色が、媒染液をくぐらせることによって変わるのか、否か。
化学の分野なのだろうけど、知らないからこそのワクワクはやめられませんね!

その後、媒染・後染めを経てすすぎ、陰干ししました。
なんと写真記録が消えてしまい、ここで尻切れトンボ...

4か月ほど寝かせた今の色は、こんな感じです。
色も落ち着いて、茶色味が含まれる独特の色なのです。
何色?と言われても、「ヨモギ色」としか答えられないのですが;

今年の春からの染めは、撚りをかけない生糸にしています。糸自体の強度が落ちるし、精練した糸のようにつやつやではないけれど。
せっかく手で繰ったままの糸なのだから、空気を含ませたまま染めて織ってみたくて。
撚りをかける撚糸の工程が、かなりの労力がいるので省いてみたらどうなるか、糊付けは必要かなどなど、ちょっと冒険中です。
今は一本一本がただ平行にくっついている状態で、ずっと擦っているとバラけてきてしまうことはわかっていて、すでに難儀しながら試し織りも済んでいますが、あえて挑戦します。(アホだなあと思います!)

無撚糸の生糸で経糸を、手つむぎ糸で緯糸を。ふんわりじんわりのマフラーが作れたらいいなぁと日々思案中...。